デアデビルシーズン2では怒涛の展開が待っていた

デアデビルの正体であるマードックは善人になりたいと本心から思っているように見えたエレクトラを信じますがその信頼はあっさり裏切られています。

襲撃してきた忍者を取り押さえ仮面をはがすとそこには怯えた少年の顔が表れ、戦意を喪失したマードックでしたがエレクトラが首をかき切ってとどめを刺してしまいます。

怯えた少年の顔が目に焼きついて離れないデアデビルはエレクトラを絶対許すことができなかった。

負傷して気絶から目覚めたマードックはもうキミを信じられないとエレクトラを部屋から追い出し一人で戦う決意をします。

残念ながらエレクトラは結局悪の道に戻ってしまったようです。

親友のフォギーとも喧嘩分かれして事務所から去る決意をします。

これで長年連れ添った親友とも袂を分かち完全に一人孤独になってしまったデアデビル

こんな状態でこれから向かってくる強敵と戦えるのか心配です。

それにしてもフィスクはしぶといですね。

まさかシーズン2になっても登場するとは思いませんでした。

看守がお金で買収されてウィルソン・フィスクの言いなりになっているのはウケました。

だっていくらお金貰ってるからってキャッスルに他の囚人をあれだけの人数犠牲にしたり、ましてや手錠を外すなんて普通だったら考えられないですからね。

アメリカのプリズンってあんなにゆるかったのか~と正直驚きました

もちろん架空のヘルズキッチンという町で起こったドラマでの話なのでもちろんフィクションなわけですがあながち全てが嘘というわけでもない気がします。

デアデビルという作品の根底に流れている権力者になれば何でも許されるいう資本主義社会の弊害が描かれている気がしました。

まさにデアデビルの世界は今のアメリカの問題の縮図のような気がします。

それはバッドマンでも同じような世界観が描かれていますよね。

やっぱりアメリカ人ってヒーローが大好きなんだと思います。

格差社会の不満がもう限界にきているのでヒーローとして祭り上げるには今まで政治に全く関わりのなかった民間で大成功を収めて巨万の富を得たあのような大統領候補が出てきてしまうんでしょうね。

日本も他人事ではいられません。

母子家庭世帯の所得格差という意味では日本の方が上ですからね。

もう一昔前のような一億総中流というような意識は消滅してしまいましたね。

戦後、資本主義に走った日本は貧富の差が拡大しいつのまにか中間層がいなくなってしまった社会になってしまいました。

タイロンの四畳半書房ファンブログ

新作のゆりかご売りの妻が発売されてますますその人気に火が付いている四畳半書房の大ファンの目線からその作品の素晴らしさをつづっています。